【Heritage Type】ビンテージフォントでデザインスキルを洗練させる

ビンテージデザインのトレンド

数年前までは、Webデザイン、プロダクトやパッケージのデザイン、ブランドのロゴに至るまで、あまり装飾性のないシンプルでミニマムなデザインが主流で、使用されるフォントもSans-Serif（飾りのない書体）が使われる傾向にありました。

しかし海外ではここ数年トレンドが変化していて、少し懐かしいような丸みのある、あるいは装飾的なデザインが使われるようになっています。その流れで時代に敏感なデザイナーは、ビンテージ風のフォントやイラストレーションをデザインに取り入れています。

そもそも古典的なデザインには、流行に左右されない本質的な美しさや説得力があり、いつまでも廃れることがないのも特徴です。無料のビンテージフォントもたくさん存在しますが、正直あまり質が高くありません。「Heritage Type」が提供する高品質なフォントパッケージは種類も豊富で、用途に合ったものを1つでも2つでも購入すれば、間違いなくデザイナーとしての資産になります。その素晴らしいアートワークを少し見ていきましょう。

ビンテージフォント

フォントだけでも種類がとても豊富ですべて紹介できませんが、パッケージの多くは、フォントだけでなくオーナメントやフレームテンプレートがセットになっています。それらはAdobe Illustrator等で自由に編集することができます。（以下、スライドをクリックすると、公式サイトの商品ページにジャンプします。）

以下のように、もう少しエレガントでスタイリッシュなパッケージも揃っています。ビンテージでありながら洗練された印象をもたせることができます。

オーナメント（装飾）

Heritage Typeはフォントだけでなく、高品質なオーナメントのパッケージも提供しています。これらのベクターエレメントはIllustrator等で自由に編集できます。本の装丁に使っても美しいですね。

イラストレーション

こちらはイラストレーションのパッケージです。ロゴやステッカーのデザインなどにイラストを組み合わせるパターンって多いですよね。すべて手書き風なのでビンテージフォントとの相性もぴったりです。

モザイクアート・ステンドグラス

こちらは最近発売になったばかりの「Grand Maker’s Toolkit」ですが、なんとモザイクアートやステンドグラスのデザインを再現できるパッケージです。素材となるタイルやガラスは、PhotoShopやIllustratorのパターンブラシとして提供されます。Podcastのアートワークとかに使ってみたいですね。

ロゴ制作バンドル

こちらはビンテージロゴバンドルといって、200種類のロゴテンプレートが収められています。これだけ高品質なロゴをこのパッケージだけで完成させることができるのは、デザイナーとしてかなりの優位性につながるのではないでしょうか。

まとめ

すべては紹介しきれませんでしたが、どれか1つは手にしてみたいと思えるパッケージだったかと思います。購入後30日間は返金対応もしているので安心ですね。

人気の製品が、セール価格で販売されていることもあります。こまめに公式サイトをチェッしてみてください。公式サイトはこちら。

購入した製品はマイアカウントからすべて確認できて、自由にいつでもダウンロードできます。

使用するフォントやイラストなど「素材」を変えるだけでデザインのバリエーションが驚くほど豊富になるはずです。きれいに整っただけの遊び心のないデザインは時代にマッチしなくなっているので、今後は、少しレトロだったり、クラシカルな過去の優れたデザインにも意識的に目を通すようにすると良いと思います。


フォントやオーナメントの具体的な編集方法や、Webフォントへの変換については、また別の記事で解説いたします。Heritage Type公式サイトFAQページはこちらからどうぞ。