【Smart Slider 3】スライダー設定④ アニメーション【WordPress】

Smart Sliderの『セッティング:アニメーション』について解説しています。Pro版の機能も含めて解説しているので、すでにPro版ユーザーの方、または、これからPro版を使い始める方にとって有益になるよう構成しています。

また、無料版ユーザーの方にとっても基本操作の理解が深まるように記述しており、合わせて『Pro版アップグレードで可能になること』のイメージも明確になると思います。

本記事は、パソコンの画面から見ていただくことを推奨します。

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スライダー設定 (アニメーション)

スライダー設定の『アニメーション』について解説していきます。

Main animation

Main animation』では、スライド切替えの基本的な動きについて設定していきます。

以下のようにプルダウンから、切替えアニメーションの種類を選択できますので、それぞれ動きを確認してみると良いでしょう。

Duration』では、次のスライドに切替わるまでの時間を設定できます。800MS(ミリセカンド)は、0.8秒です。もっと遅くしたいなどの場合は数値を調整します。

遅延(Delay)』は、矢印ボタンなどで特定のスライドを表示した際「遅延」指定された時間待機した後で次のスライドに移動を開始します。

Easing』では、スライド切替え時の、スピード変化のバリエーションを設定できます。
例えば、ゆっくり動き出して最後は速くなる。あるいはその逆とか。たくさんの種類から選択できますので、いちど確認してみると良いでしょう。

Carouselオン:最後のスライドまで行くと、自動的に最初のスライドに戻る
Carouselオフ:最後のスライドまで行くと、自動再生がストップする

この『Main animation』で設定しただけでは、スライド切替の自動再生は行われません。スライダー設定「アニメーション」のとなりのタブにて『自動再生』をオンにする必要があります (デフォルトではオフ) のでご注意ください。

Background animation

Background animation』では、スライド切替時、『Main animation』の動きとは別に、スライドの背景画像に対して、モーフィングやディストーションなどの高度なアニメーションを設定することが出来ます。

プラスボタンを押すと、アニメーションのリストが表示されますので、好みのものを選択したら「適用」を押します。(元の画面に戻ったら、右上の「保存」を必ず押す。)

速度』で、スライド切替のスピードをプルダウンから選択できます。

Shifted』では「Background animation」を「Main animation」の移動が終了するまで待機させるか(オン)、待機させないか(オフ)を選択できます。

背景画像とレイヤーの関係

1枚のスライドには、最下層に背景画像、その上のレイヤーに別の画像テキストボタンなど様々な要素を重ねて配置できます。

上のレイヤーに置かれた画像やテキストに対しては「Main animation」の動きが適用されます。よって「Background animation」と「Main animation」の動きは独立して動作することになります。

プレビュー等で実際に動きを見ながら、MainBackground 両方のアニメーションの種類や速度を考慮して、良い具合に調節すると良いでしょう。

自動」に設定しておくと、基本は待機で、画像やテキストなどの上物レイヤーが無い時だけ待機しない、となるので、基本は「自動」で問題ないことが多いのかと思います。

Ken Burns effect』では、スライド切替え時の背景画像に対して、ズームパンなどの効果を加えることが出来ます。
有効にすると、以下のように「速度」や「強さ」も調節できるようになります。

多くの『Background animation』は『Ken Burns effect』と組み合わせると適切に表示されないそうです。両方を使用したい場合は、相性の良いアニメーションを選択するようにしましょう。

Effects

Effects』では、『Shape Divider(区切り)』と『Particle Effect』という2種類の強力なエフェクトにより、リッチな表現を実装することが出来ます。

Shape Divider

背景画像のシェイプ)にスタイリッシュな変化を加えることができます。シェイプの種類30種類以上あり、カラー動きのスピードなど自由に設定できます。

以下のシェイプ(背景画像)には、上部に「Curve 4」、下部に「Masked waves」というエフェクトが使われています。

Block
Stunning Slider Plugin.
1,0
Features Added
0
Bugs Resolved
7,0
Answered Tickets
2,0
Satisfied Customer

区切り』の設定画面を開いて、背景画像の上部下部かを選び、プルダウンから「Type」を指定します。
Animate」をオンにしておくと、プレビューで実際の動きを見ながら、各パラメータを調整することが出来ます。最後に「適用」を押して、元の画面に戻ったら「保存」を押して確定させます。

Particle Effect

こちらは、パーティクル(粒子) 幾何学模様をアニメーションさせるエフェクトです。粒子の大きさ動くスピードなどは調整することができます。パターンは10種類用意されていますが、自分でカスタマイズしたものを使用することもできます。

Slide 1
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previous arrow
next arrow

こちらも設定画面を開いて、プルダウンから「効果」を指定します。
エフェクトの見た目や動きを見ながら、各パラメータを調整していきましょう。

レイヤーアニメーション

ここまで解説してきた「Main animation」や「Background animation」は、スライドの切替え時におけるアニメーションのことでした。

レイヤーアニメーション』とは、個々のスライド上にレイヤーとして配置した、テキスト画像ボタンなどの要素に個別に設定されたアニメーションのことです。

Play on load (オン):スライドを初めて表示した時にレイヤーアニメーションを再生
1度再生:レイヤーアニメーションが再生されるのは1度だけ
再生タイミング:Main animationの開始と同時か、Main animationが終了してからか
モード:スライドの切替時に、
 ・スキップ可能:アウトゴーイングのアニメーションはスキップされる
 ・強制:すべてのアウトゴーイングのアニメーションが再生されるまで、
     スライドは切り替わらない

具体的なレイヤーアニメーションの設定は、この「スライダー設定 (アニメーション)」の項目ではなく、個々のスライド編集画面にて設定していくことになります。

スライド編集画面の解説については、別記事で詳しく解説予定です。

Layer parallax

parallax とは「視差」効果のことです。こちらも parallaxの設定自体は、個々のスライド編集画面にて行いますが、ここでは、効果の適用方法について設定していくことになります。

モバイル :スマホでもparallax効果を有効にしたい場合はオン。一部のモバイルブラウザでは再生されないことも。
3D:オンにすると、parallax効果に上下の動きだけでなく、曲がる動きも加わる。
Animate:オンにすると、スライダー内にカーソルを置いた際の挙動が滑らかに動く

水平方向』『垂直方向』では、マウスやページスクロール動作による、視差効果を発生させる方向を設定します。無効にすることも可能。

Mouse Origin』では、視差効果をマウスカーソルから発生させるか、スライダーの中心から発生させるかを選択できます。

Scroll Move』では、ページスクロールした場合における、上下方向の視差効果を制限することが出来ます。

両方 :上下方向、どちらへのスクロール時も視差効果が制限されない
上へ:上方向へのスクロール時は視差効果が制限されない。下方向は制限される。
下へ:下方向へのスクロール時は視差効果が制限されない。上方向は制限される。

まとめ

今回は、『スライダー設定』の『アニメーション』について解説いたしました。 ここでの設定は、あくまでスライダー全体に適用させるアニメメーション設定です。

個々のスライドのテキストやボタン、画像など各レイヤー要素に対するアニメーション(レイヤーアニメーション)は、スライド編集画面にて個別に行うことになります。

スライド編集の詳細については、別記事であらためて詳しく解説する予定です。

ーーー

『スライダー設定』には、この後に、
自動再生』『最適化』『スライド』『開発者』などの項目があり、それらの詳細についても、あらたに関連記事を追加していきます。

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