【Smart Slider 3】レイヤーアニメーション① (Basic)【WordPress】

Smart Sliderで利用出来る『レイヤーアニメーション』について解説しています。Pro版の機能も含めて解説しているので、すでにPro版ユーザーの方、または、これからPro版を使い始める方にとって有益になるよう構成しています。

また、無料版ユーザーの方にとっても基本操作の理解が深まるように記述しており、合わせて『Pro版アップグレードで可能になること』のイメージも明確になると思います。

本記事は、パソコンの画面から見ていただくことを推奨します。

レイヤーアニメーションとは

Smart Slider (Pro版)では、各スライドに配置したテキストや画像、ボタンなどの各レイヤーに、個別にアニメーションを設定することが出来ます(レイヤーアニメーションと言います)。

レイヤーアニメーションによって、さまざまな動きを設定することが出来ますが、本記事では、最も基本的な「フェードイン」の動きを設定する流れを例に解説していきます。


アニメーションを設定したいレイヤーを選択して『レイヤーウィンドウ』の『アニメーション』タブから設定していきます。

Slide

レイヤーアニメーションの機能は、Smart SliderのPro版でのみ提供されています。(無料版では、レイヤーアニメーションの機能は無効化されています。)

レイヤーアニメーションの設定

ここでは、以下のような『見出し』『テキスト』『ボタン』のレイヤーを中央に配置したスライドを例に、レイヤーアニメーションの設定を解説していきます。

Slide

レイヤーウィンドウ』の『アニメーション』タブから、設定を行っていきます。
レイヤーアニメーションのタイプは『IN』『ループ』『OUT』『EVENTS』の4つ用意されています。

IN(Incoming):非表示の状態から表示になる
ループ:アニメーションを繰り返す
OUT(Outgoing):表示の状態から非表示になる
EVENTS:何らかのきっかけ(トリガー)によって動作させる

IN(Incoming)』は8つの動きのカテゴリーに分けられており、選択すると、そのカテゴリーのプリセットが下に表示されます。

IN』→『フェード

IN』→『移動

ここでは例として『フェード』のプリセットから『左フェード』を選択します。
『見出し』レイヤーに『左フェード』のレイヤーアニメーションが適用され、動きの設定画面が表示されます。

左フェード』を選択

動きの設定画面が表示される

再生ボタンを押すと、見出しレイヤーに適用された『左フェード』の動きを確認することが出来ます。

Slide

また、「見出し」レイヤーに適用されている動きが、設定された数値として確認できます。

ここでは「不透明度 0%X軸(横軸)で400px 左から、0.8秒の速度で基準の位置に移動する」ということが分かります。
もちろん、数値は変更して、好みの動きや速さに調整することが出来ます。

設定項目の種類は以下となります:
Duration:アニメーションの持続時間
遅延(Delay):アニメーション開始まで待機する時間
Easing:アニメーション速度の変化のしかた
不透明度:レイヤーの透明度レベル
ぼかし:レイヤーのぼかし効果
オフセット:レイヤーの位置
Rotate:レイヤーの回転度数
Scale:レイヤーの拡大・縮小率
Skew:レイヤーの歪ませ率

ここでは以下のように調整して、フェードの距離をもっと短く、少しゆっくり表示されるようにします。また、動き出しまで0.5秒ほどDelay(遅延)を入れます。

・Duration:800MS → 1200MS
・Delay(遅延):0MS → 500MS
・オフセット:400px → 100px

Slide
見出しレイヤー

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat.

previous arrow
next arrow

タイムラインで編集

レイヤーアニメーションの設定や編集は『レイヤーウィンドウ』からだけではなく、『タイムライン』から行うことも出来ます。

左下のボタンを押すと『タイムライン』を表示させることが出来ます。(Pro版のみの機能)

Slide

レイヤーエディター下部に『タイムライン』が表示されました。『見出し』に設定したアニメーションが、タイムライン上でも確認できますね。

Slide

見出し』レイヤーを右クリックして、コンテキストメニューを表示。『見出し』に設定されたアニメーションをコピーできます。

コピーしたアニメーションを、下にある『テキスト』『ボタン』レイヤーにそれぞれペーストしてみます。

見出し』『テキスト』『ボタン』それぞれのレイヤーに、同じアニメーションが設定されました。

タイムライン上に表示されている青いバーは、始点や終点を動かしたり、バー自体をドラッグで移動させることが出来ます。

ここでは、それぞれのレイヤーが、0.1秒ごとに順番にアニメーションを開始するようにずらしてみます。

今回、設定したレイヤーアニメーションの実際の動きは、以下のようになりました。

Slide
見出しレイヤー

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation ullamco laboris nisi ut aliquip ex ea commodo consequat.

previous arrow
next arrow

まとめ

今回は、Smart Slider3 Proの『レイヤーアニメーション (Basic)』設定の流れについて解説いたしました。

今回ご説明した『Incoming』アニメーションのほかに『Outgoing(非表示になっていく)』や『Loop(動作を繰り返す)』などの動きも設定することが出来ます。
それらを組み合わせれば、より多彩な表現を実現することが出来るでしょう。

また、一定の条件、例えば『マウスクリックしたら』『マウスオーバー時に』などのきっかけで、アニメーションを発動させる機能もあり、それらについても別の記事で詳しく解説していきます。

Pro版を使ってみる

本記事を読んで『Pro版を使ってみたい』『興味が湧いた』と思われた方は、以下の記事で導入方法を詳しく解説しております🚀

Pro版の機能を含めた使い方については、詳しく解説した記事を少しずつ追加しておりますので、こちらもぜひご覧ください👇👇👇

コメント

タイトルとURLをコピーしました