【Ledger(レジャー)】Nano XとNano S Plusはどちらを購入するべきか?

ハードウェアウォレットのLedger Nano (レジャーナノ) を購入したいけど『Nano X』と『Nano S Plus』どちらを購入すべき迷っている、という方も多いのではないでしょうか。

両製品の比較ポイントは、実はそれほど多くありません。ご自身の、暗号資産やNFTなどの取引スタイルに合わせて選ぶのが一番です。具体的な比較もしながら詳しく解説します。

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Nano X・Nano S Plus どちらを買うべきか

Nano X』と『Nano S Plus』 価格の違いもありますが、性能面の違いもよく分からないと、どちらを購入すべきか迷いますよね。


結論から言ってしまうと、以下のように、主に外出先でもLedgeriPhoneとセットで使いたいという場合は『Nano X』にすると良いです。

Nano X』はバッテリー内蔵、Bluetooth接続対応なので、IPhoneUSBケーブルでつなぐ必要がありません(現状、Bluetooth接続はiOSのみ対応)。

いっぽう、LedgerをパソコンにUSB接続して使用するので充分、ということであれば『Nano S Plus』という選択で良いと思います(ただし外出先で使う際はPCが必須になります)。

Ledger Nano S Plus (レジャーナノSプラス)とMac Book

Nano S Plus』は内蔵バッテリーBluetoothともに非対応のため、USBケーブルでPCとつなぐ必要があります(iOSとのケーブル接続には対応していません)。

Nano X・Nano S Plus 仕様比較

両製品の価格および、機能の違いを確認してみましょう。

価格・機能の比較

Nano S PLUSNano X
価格(税込)¥11,549¥23,937
サイズ(mm)62.4 x 17.4 x 8.2472 x 18.6 x 11.75
スクリーンサイズ128 x 64px128 x 64px
重さ21g34g
ストレージ容量1.5MB2MB
接続USB Type-CUSB Type-C
BluetoothxLedger Live Mobileに対応
バッテリーxリチウムイオン 100mAh バッテリー
通貨アプリの
インストール可能数
最大100最大100
※ Ledger公式サイトの価格です。ユーロ表示になっていることもあります。

上記の通り、性能面ではほとんど差がなく、大きな違いは『Bluetooth内蔵バッテリー』搭載の有無のみとなってます。

ウォレットアプリの仕様比較

Nanoデバイスと接続して使用する『Ledger Live』アプリは『デスクトップ版』のほかに『モバイル版』があります。

モバイル版アプリ

iOSLedger Liveアプリ

本記事を執筆時点で、モバイル版については、iOSに対応しているのは『Nano X』のみです。
Android端末は、現状Bluetooth対応してないようです。今後変更になるかもしれません)

Nano S PLUSNano X
ウォレットアプリ
『Ledger Live』
Windows/Mac/Linux
スマホ (Androidのみ)
Windows/Mac/Linux
スマホ (Android/iOS)

よって、基本的に『Nano S Plus』の方はPC専用と考えた方がよいでしょう。

外観・サイズ比較

Ledger Nano X (奥)』との大きさ比較。『Nano S Plus』のほうがかなりコンパクトですね。

Ledger Nano S Plus (レジャーナノSプラス)と、Nano Xの比較

ディスプレイの大きさ比較。『Nano S Plus』のほうが気持ち小さいですが、表示できる内容はほぼ同等です。

個人的には『Nano X』のディスプレイの方が、文字が鮮明で見やすく感じました。製品の個体差もあるかもしれませんが、ディスプレイ性能に価格差が影響している可能性もあります。

下『Nano X』、上『Nano S Plus

また、両製品でボタンの位置が違います。『Nano X』はディスプレイの横にボタンがあり、親指で押すスタイルで非常に押しやすいです。

いっぽう『Nano S Plus』は上部にボタンがあり、人差し指で押す形になります。人によると思いますが、個人的には少し操作しにくいと感じました。

パッケージ内容の比較

Nano X

Ledger Nano Xの外箱です。Ledger公式サイトで購入。

外箱の表面

外箱の裏面

開封。Ledger Nano X本体の下に、ケーブルなどの付属品が収納されています。

本体と同梱物をすべて取り出した状態。

付属のケーブルは USB Type-A用です。Mac Book等でUSB Type-C端子しかないモデルの場合は、別途ケーブル変換アダプタ等を用意する必要がありますのでご注意ください。

Ledger公式サイトでケーブル類も別売りで販売されてます。

質感はカバーの部分が金属製で高級感があります。持った感じはとても軽いので、持ち運びも問題にならないでしょう。

外出先でもPCを持ち歩かず、iPhoneと『Nano X』だけあれば、安全に暗号取引ができるのは大きなメリットですよね。

Nano S Plus

Nano S Plus』のパッケージです。こちらもLedger公式サイトで購入。

開封。高級感のある硬めの外箱に入っています。旧型の『Nano S』よりもグレードアップした『Nano S Plus』を印象づけるためか、開封体験のクオリティもかなり意識されているようです。

Ledger Nano S Plus (レジャーナノSプラス)を開封

パッケージの中身。Nano S Plus本体、USBケーブル、ストラップ、スタートガイド、リカバリーフレーズシート。

Ledger Nano S Plus (レジャーナノSプラス)の同梱物

こちらも付属のケーブルは USB Type-A用です。USB Type-C端子のみの端末につなぐには、別途ケーブル変換アダプタ等を用意する必要があります。

ステンレス部分の質感は高級感を感じます。普通にカッコいいですね。しかしディスプレイを含む本体部分は『Nano X』に比べると質感がやや安っぽい印象です。

Ledger Nano S Plus (レジャーナノSプラス)

あと、繰り返しになりますが、必ずケーブルでPCとつなぐ必要があるので、外出先ではやや不自由で機動力に劣ります。

Nano X・Nano S Plus 比較まとめ

最後に、両製品の比較内容をかんたんにまとめます。

Nano X

カラーバリエーション 3タイプ

・バッテリー内蔵・Bluetooth接続対応
iOSNano Xのみで暗号通貨やNFTの取引可能
・外出先でもPC不要で暗号やNFT取引をしたい方向け
・ディスプレイ視認性、ボタン操作感は『S Plus』より上
・予算的にOKなら総合的に『Nano X』の方がおすすめ

Nano S Plus

Ledger Nano S Plus (レジャーナノSプラス)とMac Book

カラーバリエーション 3タイプ

Nano S Plus
・内蔵バッテリー・Bluetooth接続ともに非対応
PCとのUSBケーブル接続が必須
・性能面ではほぼ『Nano X』と同等
・高性能・低価格というメリットがある
・バックアップとして2台目の購入としてもアリ
・旧型『Nano S』からのグレードアップにも◎

両製品を使ってみて、個人的な感想としては、やはり価格が違うだけあって『Nano X』の方が操作感が優れているのは間違いないです。なので予算的にOKなら『Nano X』がおすすめ、とさせていただきました。

どちらの製品にもメリットがあるので、ご自身の利用スタイルに合わせて選んでみて下さい。

購入は公式サイトか正規代理店から

Ledgerのようなハードウェアウォレットを、Amazonやヤフーショッピングなどで買うのは避けましょう。製品に何か細工がしてあった場合、保管した暗号資産が盗まれてしまう可能性があります。

Ledger公式サイト(および国内正規代理店 )での購入手順は、以下の記事で詳しく解説しております。公式サイトからの購入が一番安全ですので、ぜひ参考になさってください👇

購入後の『初期設定』が不安という方は、以下の記事で詳しい画像つきで解説しております。こちらも是非ご活用ください👇

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